水成二酸化塩素®




バイオサイド社の独自の製法により製造された二酸化塩素製品を、水成二酸化塩素® といいます。
二酸化塩素は本来ガス状ですが、生成された二酸化塩素をバイオサイド社の独自の製法により水溶液中に溶解し、安定化させています。

二酸化塩素の歴史・・・

二酸化塩素は、1811年英国のハンフリーデービー卿により発見されました。1930年代には二酸化塩素の製造方法の改良が行われ二酸化塩素発生装置が、ニューヨーク州のナイヤガラ流域に設置され、フェノールの味と臭いの除去が行われました。その後、パルプと紙の漂白、飲料水の製造工程などでアメリカ及びヨーロッパにおいて二酸化塩素の使用用途が拡大しました。日本においても食品工場の製造ライン・ビール工場の充填機の殺菌・温泉施設などの配管や水の殺菌、飲食店やさまざまな現場においての除菌利用、紙パルプの漂白など、様々な分野で使用されています。


バイオサイド社の水成二酸化塩素®の特徴・・・

現在、世界中には様々な二酸化塩素製剤があり、製造方法や原料、ガスの移動テクニックなど様々な要因により出来上がる二酸化塩素製剤は千差万別です。
バイオサイド社の水成二酸化塩素®は、特許製法により副生成物を完全に取り除いており、安全性も高く効果も高いのが特徴です。


〈 安 全 性 〉

GHS 危険有害性シンボルマーク・・・なし(20,000ppm)

GHSは化学品の危険有害性を世界的に統一された一定の基準に従って分類し、その結果をラベルやSDS(安全データシート)に反映させ災害防止及び人の健康や環境の保護に役立てようとするものです。GHSのシンボルは9種類ありますが、BCI社の20,000ppm濃度製品は1種類も当てはまりません。(但し、40,000ppm以上は腐食性のシンボルが付きます。)

LD50・・・4,360mg/kg(20,000ppm)

急性毒性試験において、食塩よりも安全であることが証明されています。

航空法(飛行機)・・・問題なし

航空法とは、爆発性又は易燃性を有する物件を輸送してはならないという法ですが、水成二酸化塩素®は該当しません。


〈 安 定 性 〉

3年間濃度の変化なし

保存状況にもよりますが冷暗所では3年間濃度の変化はありません。

加水分解しない

加水分解とは何もしていない状態で自然に濃度が減少してしまうことを言いますが、水成二酸化塩素®は加水分解しません。


 殺 菌 領 域 〉

バクテリア・ウイルス(エンベロープ・ノンエンベロープ)・芽胞菌に対して殺菌可能

幅広い微生物に対して殺菌効果があります。

pH1~10のpHレンジで殺菌が可能

水成二酸化塩素®はpH8~9という安定した状態です。非活性でも効果はありますが、活性化しpHを酸性に傾けると、より効果を発揮することが出来ます。

低濃度、短時間での殺菌が可能

活性化の状態では二酸化塩素ガスの放出量が増加するため、低濃度、短時間で殺菌することが出来ます。

耐性菌をつくらない




バイオサイド社製品の登録・認可

バイオサイド社の製品は日本のみならずアメリカ合衆国やEU(欧州連合)においても登録・認可を取得しております。


日本国内

1987年 ※動物用医薬部外品(消臭剤) 認可・・・・・・・(製薬会社にて登録)

1990年 ※動物用医薬品(観賞魚用魚病薬) 認可・・・・・(製薬会社にて登録)

2004年  食品添加物(亜塩素酸ナトリウム) 認可

2005年  口腔化粧品 認可・・・・・・・・・・・・・・(製薬会社にて登録)

2012年 ※医薬品(点眼液) 認可・・・・・・・・・・・・ (製薬会社にて登録)

2016年  食肉及び食肉製品への食品添加物として使用の拡大申請が認可

(※バイオサイド社製品が認可を取得しています。)

アメリカ合衆国


▲ EPA (米国環境保護庁) の登録

日本の環境省に該当する行政組織で、人と環境の保護・保全を目的とし環境政策全般を担当しています。米国では EPA の定める有効性、安定性、安全性などの厳しい基準をクリアする必要があります。

バイオサイド社の製品は以下の種類で登録を得ています。

OXINE® オキシン ・・・・・・・・・EPA Reg#: 9804-1 (殺菌・清浄剤)

          ・・・・・・・・・EPA List-A~ 各種バクテリアへの殺菌剤

ODORID® オドリッド ・・・・・・・EPA Reg#: 9804-3 (脱臭・防黴剤)

ENVIROCON® エンバイロコン・・・・EPA Reg#: 9804-3 (脱臭・殺菌剤)

PUROGENE® ピュオロジェン ・・・・EPA Reg#: 9804-5 (清浄剤)

PRO-OXINE® プロオキシン ・・・・・ EPA Reg#: 9804-9 (除菌・清浄剤)



▲ FDA(米国食品薬品局)の認可

日本でいう厚生労働省に似た役割を持つ公的機関で、食品、医薬品や医療機器、化粧品などの販売・流通において、許認可審査や取締りを専門的に行っています。

バイオサイド社では、食品添加物やサニタイジング剤として認可を得ています。

OXINE®オキシン・・・ FDA 21CFR.178-1010  サニタイジング溶液 (濯ぎ不要) (間接)

KEEPER® キーパー ・・・FDA 21CFR.173-325  魚介類(d) / 農産物(e) (直接)

KEEPER・PRO®キーパー・プロ・ ・・・ FDA 21CFR.173-325  赤肉処理 (直接)



▲ USDA(米国農務省)関連

NSFの登録

米国農務省USDA のプログラムを引き継ぎ、認証・登録機関を設立したのがNSFです。食品安全のための製品認証を行い、空気及び生活環境など公衆衛生分野における安全性の確保とリスク管理を行うことを目的としています。

バイオサイド社は以下の製品において3項目の認証を得ています。

 OXINE®オキシン  No.123399  /  ProOXINE® プロオキシン No.123723

・D2 – 濯ぎ不要の表面サニテーション剤

・3D – 野菜や果物の洗浄剤

・G5 – クーリング・レトルト用水処理剤



▲ OMRIリスト(The Organic Materials Review Institute)

有機素材検査協会の国家有機規格に適合する製品か否かを調査する機関です。

バイオサイド社の以下の製品はオーガニック材料(食肉・野菜等)の洗浄に適用する製品として登録されています。

KEEPER® キーパー/KEEPER・PRO®キーパー・プロ/OXINE®オキシン(AH)(FP)/PUROGENE® ピュオロジェン/PRO-OXINE® プロオキシンなど

EU(欧州連合)

欧州化学物質庁(ECHA)Article 95 List EC: 233-162-8


GMPとは Good Manufacturing Practice の略で、医薬品の製造と品質管理に関する国際基準をBio-Cide International社の工場は満たしています。)

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